熟読!交通公社の時刻表1979年8月号(時刻表おくのほそ道の鉄道たちその1)
鉄道全般
故、宮脇俊三氏の作品の中でも好きなのが”時刻表おくのほそ道”。
国鉄(現:JR)全線完乗を果たした著者が、次は私鉄に目を向け、地方のローカル私鉄を旅した紀行作品です。


現在、本書に収録された鉄路の多くが廃線となっていて、序盤から過去帳入り路線が連発。
その点でも、貴重な地方私鉄の記録といえましょう。
記念すべき第1回の”三菱石炭鉱業 大夕張線”は 1987年(昭和62)7月22日に残念ながら廃止。
宮脇氏が同行の編集者と旅したのは1980年(昭和55)10月で、廃線の7年前になります。


その1年前になる、交通公社の時刻表1979年8月号で大夕張線の時刻を見てみると、
清水沢発915、1607、1840
南大夕張着935、1628、1900
南大夕張発741、1517、1637
清水沢着800、1535、1655
と、氏が旅したときと変わっていないようです。1日3往復の典型的な通学ダイヤで、南大夕張と途中駅の遠幌からの高校生が主な乗客だったと思われます。
大夕張線の運賃は初乗り40円、通しで60円!廃止までこの値段据え置きで、驚きの低運賃鉄道でした。
”三菱石炭鉱業 60円”でググったら、当時のきっぷの画像がどどんと表示。
廃止一年前の大夕張線の動画がありました。末永く保存していただきたい超貴重な記録ですね。
客車列車だったというのもポイント高し。
この頃はまだ日本全国に客車列車が走ってましたね。
旅情という点では、客車列車にまさる鉄道旅行はないと思います。

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国鉄(現:JR)全線完乗を果たした著者が、次は私鉄に目を向け、地方のローカル私鉄を旅した紀行作品です。
現在、本書に収録された鉄路の多くが廃線となっていて、序盤から過去帳入り路線が連発。
その点でも、貴重な地方私鉄の記録といえましょう。
記念すべき第1回の”三菱石炭鉱業 大夕張線”は 1987年(昭和62)7月22日に残念ながら廃止。
宮脇氏が同行の編集者と旅したのは1980年(昭和55)10月で、廃線の7年前になります。
その1年前になる、交通公社の時刻表1979年8月号で大夕張線の時刻を見てみると、
清水沢発915、1607、1840
南大夕張着935、1628、1900
南大夕張発741、1517、1637
清水沢着800、1535、1655
と、氏が旅したときと変わっていないようです。1日3往復の典型的な通学ダイヤで、南大夕張と途中駅の遠幌からの高校生が主な乗客だったと思われます。
大夕張線の運賃は初乗り40円、通しで60円!廃止までこの値段据え置きで、驚きの低運賃鉄道でした。
”三菱石炭鉱業 60円”でググったら、当時のきっぷの画像がどどんと表示。
廃止一年前の大夕張線の動画がありました。末永く保存していただきたい超貴重な記録ですね。
客車列車だったというのもポイント高し。
この頃はまだ日本全国に客車列車が走ってましたね。
旅情という点では、客車列車にまさる鉄道旅行はないと思います。

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