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熟読!交通公社の時刻表1979年8月号(秘境駅編その6&まとめ)   

牛山隆信氏の「秘境駅へ行こう!」初版本(2001年8月刊)に載った秘境駅ランキングの上位20駅のうち、現時点で実に13駅が廃駅となっています。
この13駅の1979年当時はどうだったか。今回は残る3駅の紹介と全体のまとめをしたいと思います。


大志田駅(初版本掲載ランキング13位)
浅岸駅(初版本掲載ランキング14位)



山田線編でも紹介した大志田、浅岸の両駅。晩年は壮絶な発着本数となり、ついに冬季休業→廃駅(2016年3月26日付)となってしまいました。
国鉄時代の1979年8月号の時刻表では両駅に停まる列車は1日5往復。

<宮古方面>
大志田620、浅岸635(宮古行き)
大志田950、浅岸1005(花巻行き)
大志田1117、浅岸1133(宮古行き)
大志田1528、浅岸1546(釜石行き)
大志田1827、浅岸1843(宮古行き)

<盛岡方面> 全便盛岡行き
浅岸703、大志田715
浅岸1006、大志田1019
浅岸1313、大志田1325
浅岸1632、大志田1644
浅岸1939、大志田1951

この当時も決して多いとは言えない本数でしたが、晩年と比べたら雲泥の差。


旧白滝駅(初版本掲載ランキング19位) ※あわせてこちらもご笑覧ください



国鉄時代は仮乗降場の旧白滝駅。全国版1979年8月号の時刻表には記載がありませんが、4往復半停まっていたようです。
大志田、浅岸両駅と同じ2016年3月26日付で廃駅に。交換設備がなく、信号場として生き残れなかったのが残念。

「秘境駅へ行こう!」初版本掲載の秘境駅ランキングベスト20の存廃をまとめると、
1位 小幌(存続)
2位 張碓(廃駅)
3位 小和田(存続)
4位 田本(存続)
5位 押角(廃駅)
6位 奥白滝(廃駅)※現在信号場として存続
7位 天幕(廃駅)
8位 尾盛(存続)
9位 中越(廃駅)※現在信号場として存続
10位 智東(廃駅)
11位 古瀬(存続)
12位 上雄信内(廃駅)
13位 大志田(廃駅)
14位 浅岸(廃駅)
15位 坪尻(存続)
16位 川上(廃駅)
17位 田子倉(廃駅)
18位 赤岩(存続)※現在全列車通過
19位 旧白滝(廃駅)
20位 影待(廃駅)


存続している駅もいつまで持ちこたえられるか(泣

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熟読!交通公社の時刻表1979年8月号(秘境駅編その5)   

牛山隆信氏の「秘境駅へ行こう!」初版本(2001年8月刊)に載った秘境駅ランキングの上位20駅のうち、現時点で実に13駅が廃駅となっています。
この13駅の1979年当時はどうだったか。今回はこの2駅を振り返ってみたいと思います。


田子倉駅(初版本掲載ランキング17位)



1日3往復となっていた只見ー大白川間にあった田子倉駅。2013年3月16日のダイヤ改正で廃駅に。晩年は冬季休業の臨時駅に降格となっていました。

国鉄時代の1979年8月号の時刻表では倍の6往復が田子倉駅に発着。しかも1便は急行!
まだこのころはハイキング需要も多かったか。

<小出方面> 全便小出行き
612
900
1150
1527
1659(急行奥只見号)
1837

<会津若松方面>
655(会津若松行き)
1039(只見行き)
1120(急行奥只見号、会津若松行き)
1327(会津若松行き)
1611(会津若松行き)
2009(只見行き)


これだけ本数があれば安心して田子倉湖観光できそうですね。
それにしても、田子倉駅が急行停車駅だったとは…


影待駅(初版本掲載ランキング20位)



自然災害の猛威に抗しきれず、2008年12月28日に廃線となった高千穂鉄道。
国鉄時代の1979年8月号の時刻表は…本数少ないっすねヽ(;´ω`)ノ
影待駅発着は高千穂方面に6便、延岡方面に7便(最終は日ノ影止まり)。


<高千穂方面> 全便高千穂行き
742
908
1153
1442
1751
1918


<延岡方面>
606(宮崎行き)
853(延岡行き)
1022(南延岡行き)
1313(南延岡行き)
1618(延岡行き)
1903(延岡行き)
2004(日ノ影行き)


国鉄時代の高千穂線の映像は貴重ですね!


この影待駅、初版本掲載ランキングベスト20の中では最も若い駅(1972年開業)。
すごい立地にある駅で、国道側、県道側へ至る道を作るのも一苦労だったと思います。
雨の日や夜は駅に着くまで大変だったのでは。それでもwikiによると2003年度は1日13人の利用者(通学需要がメインか?)がありました。


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熟読!交通公社の時刻表1979年8月号(秘境駅編その4)  

牛山隆信氏の「秘境駅へ行こう!」初版本(2001年8月刊)に載った秘境駅ランキングの上位20駅のうち、現時点で実に13駅が廃駅となっています。
この13駅の1979年当時はどうだったか。今回はこの2駅を振り返ってみたいと思います。


上雄信内駅(初版本掲載ランキング12位)

※上雄信内駅跡、2分35秒あたり


※12分48秒あたりが駅跡か?

開設は1956年(昭和31)5月1日。国鉄時代は仮乗降場でした。
JR継承時に駅に昇格したものの、晩年(2001年6月30日に廃駅)は1日2往復のみの停車。全盛期は下り4本、上り5本停車していた頃(1965、1969年の時刻をググって発見)か。
その後下りが1本減って、3本5本時代がJRに継承の1987年まで続いたようです。


1979年時点では、上雄信内仮乗降場があった糠南~雄信内間には下り稚内方面6本、上り旭川方面7本の普通列車が運行。
交通公社の全国版時刻表では仮乗降場は記載されないので、上雄信内仮乗降場の時刻はわからないのが残念。
駅の周りは私有地というすごい立地。主に通学需要のため乗降場が置かれたのでしょう。


川上駅(初版本掲載ランキング16位)


国鉄&JR時代は池北線、第3セクター時代は北海道ちほく高原鉄道として奮戦も2006年4月20日に力尽き廃線に。沿線の駅も全て過去帳入りとなりました。

秘境駅化した駅の特徴の一つとして、”林業が盛んだった集落に設置”、”木材搬出目的で設置”というのがあると思います。川上駅もご多分に漏れず、木材搬出目的で開業した駅。智東駅、奥白滝駅、天幕駅、中越駅もそうでした。



昭和37年に無人化の川上駅。過疎化は相当早くから始まっていたか。
それでも1979年8月号の時刻表を見るに、4往復の普通列車が停車。
<下り> 全便北見行き
909
1520
1748
2103

<上り池田方面>
736(新得行き)
931(帯広行き)
1721(池田行き)
1942(池田行き)


晩年は北見方面が1本減って3本になってました。国鉄時代末期から利用者ほとんどゼロにもかかわらず、路線廃止まで駅を存続させた経営努力に頭が下がります。

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