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熟読!交通公社の時刻表1979年8月号(秘境駅編その4)  

牛山隆信氏の「秘境駅へ行こう!」初版本(2001年8月刊)に載った秘境駅ランキングの上位20駅のうち、現時点で実に13駅が廃駅となっています。
この13駅の1979年当時はどうだったか。今回はこの2駅を振り返ってみたいと思います。


上雄信内駅(初版本掲載ランキング12位)

※上雄信内駅跡、2分35秒あたり


※12分48秒あたりが駅跡か?

開設は1956年(昭和31)5月1日。国鉄時代は仮乗降場でした。
JR継承時に駅に昇格したものの、晩年(2001年6月30日に廃駅)は1日2往復のみの停車。全盛期は下り4本、上り5本停車していた頃(1965、1969年の時刻をググって発見)か。
その後下りが1本減って、3本5本時代がJRに継承の1987年まで続いたようです。


1979年時点では、上雄信内仮乗降場があった糠南~雄信内間には下り稚内方面6本、上り旭川方面7本の普通列車が運行。
交通公社の全国版時刻表では仮乗降場は記載されないので、上雄信内仮乗降場の時刻はわからないのが残念。
駅の周りは私有地というすごい立地。主に通学需要のため乗降場が置かれたのでしょう。


川上駅(初版本掲載ランキング16位)


国鉄&JR時代は池北線、第3セクター時代は北海道ちほく高原鉄道として奮戦も2006年4月20日に力尽き廃線に。沿線の駅も全て過去帳入りとなりました。

秘境駅化した駅の特徴の一つとして、”林業が盛んだった集落に設置”、”木材搬出目的で設置”というのがあると思います。川上駅もご多分に漏れず、木材搬出目的で開業した駅。智東駅、奥白滝駅、天幕駅、中越駅もそうでした。



昭和37年に無人化の川上駅。過疎化は相当早くから始まっていたか。
それでも1979年8月号の時刻表を見るに、4往復の普通列車が停車。
<下り> 全便北見行き
909
1520
1748
2103

<上り池田方面>
736(新得行き)
931(帯広行き)
1721(池田行き)
1942(池田行き)


晩年は北見方面が1本減って3本になってました。国鉄時代末期から利用者ほとんどゼロにもかかわらず、路線廃止まで駅を存続させた経営努力に頭が下がります。

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